歯が抜けたまま放置していると…

歯を抜けたまま放置していますと、見た目が悪いだけでなく、「噛(か)む機能が低下する」「上手に話せない」などの症状が現れることが多いです。
また、「隣接する歯が抜けた部分に傾いたり」「咬み合わさるはずの歯(咬合歯)が下がってくる」など、周囲の歯が不正に動いてしまいます(不正咬合)。

そのような場合を避けるために、従来の治療では、「隣接する健康な歯を削って土台としてブリッジ治療」「部分入れ歯」で補なうことが一般的でしたが、1度ブリッジや入れ歯にすると、健康な歯に必要以上の負荷ががかかり、徐々に歯を失っていくスタートとなってしまいます。しかしインプラント治療なら、健康な歯を犠牲にすることなく自然の感覚が戻り、食べ物が美味しくいただけます。
※インプラント治療は健康保険が利かない自費治療となります。

入れ歯/ブリッジとの違い

ブリッジ	入れ歯	インプラント
メリット
天然歯と同じように噛め違和感がない 被せる人工の歯を選べば審美性は良好 比較的簡単に治療が受けられる	口の中の型を採る程度の治療で済む 取り外しが出来るため衛生的	天然歯と同じように噛める 見た目も違和感が全く無い 噛む力/味覚が低下しない 天然歯の負担を減らせる しっかり固定されるので顎の骨が痩せるのを防ぐことができる
デメリット
両隣の健康な歯を削り固定する 状況により神経を取る可能性あり 支えの歯へのは負担が大きい 食べ物カスが詰まるなど口の中が不衛生 抜けた歯の部分の顎骨が、次第に痩せてしまうことがある	硬い、粘りのある食べ物などで苦労 合わないと口の中で動き易く痛みが出る 食べ物カスが詰まるなど口の中が不衛生 発音しづらくなる	埋入手術が必要 体質や疾病(重度糖尿病)によっては治療ができない 費用がかかる ブリッジや入れ歯より治療日数が必要